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エコキャンドル あすで一区切り 池田、秋のアート 

 時期、趣向変え再開模索

 池田町の秋の夜を光のアートで照らしてきた「いけだエコキャンドル」が今月二十三日の開催をもって、一時休止に入る。これまで十三年間の取り組みで、町民の環境保護に対する関心が高まるなど、当初の目的を果たせたことやマンネリ化などが理由。実行委員会は今後、秋以外の開催や趣向を変えることなどを検討し、再開を模索したい考えだ。 (山内道朗)

暗闇に浮かび上がった「池田リュウ」のキャンドルアート=2016年9月24日、池田町志津原で

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 いけだエコキャンドルは、家庭から廃油を集めてろうそくを作り、巨大な光のアートで彩る取り組み。町内の環境活動に関係する団体でつくる実行委によると、初開催の二〇〇五年は、町が家庭から出た生ごみを堆肥にする「食Uターン事業」が始まったころで、町民の循環型社会の関心を高める狙いがあった。町内の子どもたちや各種団体が毎年、ろうそく作りに参加して意識を高めてきた。県内のエコキャンドル事業の草分け的存在として、町外に取り組みを普及するなどの成果も上げた。

 一方で開催時期が稲刈りの時期と重なることや、町内での秋のイベントが増えたことなどで関係者の負担が増え、マンネリ化も問題になっていた。来年は福井国体と時期が重なるため開催できないこともあり、実行委は今年で一区切りつけることを決めたという。再開のめどは立っていないが、雪の上でのエコキャンドルによる光のアートなどのアイデアも出ている。

 一区切りとなる今年は、同町薮田の町能楽の里文化交流会館前駐車場を会場に、二十三日午後六時に点火。一万二千個のキャンドルを使用し、うち四千個で二十メートル四方の巨大アートを描く。

 福井国体のマスコット「はぴりゅう」と町を代表する施設「ツリーピクニックアドベンチャーいけだ」のキャラクターが握手している構図で、福井国体への機運を高め、握手は関係者への感謝を示しているという。入場無料。雨天中止の場合は二十三日正午までに「いけだエコキャンドル」のフェイスブックなどで告知する。

 実行委員長の丸石純一さんは「十三年間の感謝をしっかりと伝え、来て良かったと思われるようにしたい」と意気込みを語った。

 

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