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「元気を届けた」20年 「みやま木ごころ一座」年内で幕

最終公演に向けた練習に励む林幸男座長(右)や子どもら=福井市美山公民館で

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12月10日最終公演

感謝の気持ち胸に練習

 地区の魅力をユーモアたっぷりに発信し続けてきた福井市美山地区の市民劇団「みやま木ごころ一座」が、結成から二十年の活動に終止符を打つ。十二月の最終公演に向け、感謝の気持ちを胸に練習に励んでいる。 (山口育江)

 木ごころ一座は、一九九七年に結成され、年一回公演してきた。現在、十代から八十代までの四十人が所属。劇では、方言を使ったり、地元の民謡を題材にしたストーリーを演じたりするなどして、地区住民らに親しまれてきた。

 二〇〇四年七月の福井豪雨では、ほとんどの団員が被害を受けたにもかかわらず、十二月の公演を中止しなかった。団員らは、復旧作業の後に練習に励んだ。「地元の方に元気を届けたい」(林幸男座長)と、水害からの復旧を題材にした劇を演じ切った。

 活動終了のきっかけは、二十周年を機にメンバーから出た言葉。「思う存分楽しませてもらい、地元の盛り上げに貢献できた。卒業してはどうか」。多くのメンバーが賛同し「最後に楽しく燃え尽きよう」(事務局の清水正一さん)と決まった。

 最終公演に向け、メンバーの長谷川二葉さん(13)=美山中二年=は「劇団が無くなってしまうのは残念だけど、『明日からも頑張ろう』と思ってもらえるように、元気いっぱいに演じたい」と意気込んでいる。

 最終公演は十二月十日、みやま木ごころ文化ホールで、午後一時半からと同六時からの二回。家でも学校でも怒られてばかりの男の子が、不思議な体験をするストーリー。

 一座は公演の舞台道具の製作費用を、インターネット上で募っている(「木ごころ一座 クラウドファンディング」で検索)。募集は十月末まで。

 

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