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福井発

県立音楽堂 20周年 来館340万人

利用者拡大が課題

 福井市今市町のハーモニーホールふくい(県立音楽堂)が二十日、一九九七年の開館から二十周年を迎えた。出演者や練習室の利用者なども含めると、二十年間で三百四十万人を超える人たちが来館した。ただ、来館者数は近年、頭打ちとなっており、利用者層をどう広げるかが課題となっている。

 音楽堂は、県内の音楽家たちの声を受けて、県内初の音楽専用のホールとして県が総事業費約百六十一億円をかけて建設。県文化振興事業団が指定管理者として運営を担っている。

 大ホール(千四百五十六席)には、高さ十メートル、幅十一メートルのパイプオルガンも備える。二〇一五年度の利用率は78・3%で、全国公立文化施設協会(東京)が調査した同じ年度の全国平均(53・3%)を上回った。小ホール(六百十席)のほか、練習室や野外ステージなどもある。

 同協会の松本辰明専務理事は「音響に優れ、良質の公演をすると同時に、地域の子どもたちに向けた数々の教育プログラムを展開してきた」と評価する。

 県民に足を運んでもらうため、事業団はクラシック音楽を中心に年間三十回ほどの自主公演を企画。演奏家を育てるための講座や、子ども向けのコンサートなども開いている。 (片岡典子)

 

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