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家庭学習に新聞を NIE親子応援隊スタート!

2017年 NIE全国大会名古屋大会開催(8月3日・4日)

 中日新聞社では、本年8月3日・4日に開催される「第22回 NIE全国大会名古屋大会」(会場:名古屋国際会議場)に向けて、家庭学習で新聞を活用する『NIE親子応援隊』を結成しました。取材リポートやコメンテーターとしても活躍する春香クリスティーンさんには、今後応援サポーターとして、家庭でNIEを実践する親子の取り組みなどを紹介していただきます。学習指導要領でも、指導すべき内容として盛り込まれ、これからの新しい学び・社会に対応するために必要とされる「新聞」の力を、親子の取り組みを通して伝えていきます。


<「第22回 NIE全国大会名古屋大会」の詳細はこちら>

Facebookでも発信中NIE親子応援隊

NIE親子応援隊の模様は、Facebookの専用ページで随時発信されています。また同時に、愛知県の3つの高校の新聞部がオリジナル新聞製作に挑戦する「高校生新聞」企画の様子も同ページで紹介。リアルタイムで発信されるNIEの取り組みを、ぜひ参考にしてみてください。

https://www.facebook.com/nagoyanie/

学ぶ力を養うため「新聞」を活用しよう

 現代の社会では、主体的に学び、自ら課題を見つけ、解決できる人材が求められています。そして、そのような人材育成に必要となるのが「新聞」の力です。

 文部科学省が公表する「新しい学習指導要領等が目指す姿」では、子どもたちを変化の中に生きる社会的存在≠ニ位置づけ、彼らに必要な資質・能力として、「基礎的・基本的な知識・技能の獲得」や、「問題を発見し解決方法を探すための思考力・判断力・表現力」、「主体的に学びに向かう力や協働する力」を挙げています。

 実際の取材に基づいた、世の中の情報を広く入手できる新聞は、学習指導要領の目指す姿に合致する学びが得られる、これからの教育に欠かせないメディア。親子それぞれが新聞を通して課題を発見し、お互いの考えを話し合うことで、学ぶ力とともに家庭内のコミュニケーションを深めることができます。そこで中日新聞社では、家庭学習に新聞を活用し、親子の交流をはかる『NIE親子応援隊』を結成しました。

家庭でNIE実践 親子が3つの挑戦

レクチャー後半では、市川講師による新聞を使った家庭学習のひとつ「気になった記事の切り抜き」に挑戦、それぞれの親子が発表を行った

レクチャー後半では、市川講師による新聞を使った家庭学習のひとつ「気になった記事の切り抜き」に挑戦、それぞれの親子が発表を行った

 去る4月23日にはNIE親子応援隊企画のキックオフレクチャー「挑戦!ジャンプある学びに」を開催しました。中日新聞本社に親子5組が集まり、愛知教育大学社会科教育講座講師の市川正孝氏による講義を受講。市川氏は、新聞のもつ取材力とともに新聞・ジャーナリズムの役割、限られた時間で新聞を読む方法や、記事の見出しのつけ方などを講義しました。その後、これから2カ月にわたり、中日新聞を読んで家庭で実践する3つの課題が与えられました。講義の終盤にはそれぞれの親子が、課題のひとつである新聞の切り抜きに挑戦。直近の中日新聞から気になる記事を見つけ出し、発表を行いました。講義を受けた後ということもあり、さっそく新聞を見る目にも変化があった様子。約2ヶ月にわたる家庭でのNIE実践に期待が高まります。

NIE親子応援隊3つの課題

①気になった記事を切り抜き
自らの興味関心を整理するため、新聞で気になった記事を切り抜き。記事を自分の感性にあわせて「喜・怒・哀・楽」「考(もう少し考えたい)」に分類して意見を添える。

②「中日春秋」ベスト3を選定
一面の「中日春秋」から、ベスト3を選定し、見出し・タイトルをつけて“なぜその記事が良いと思ったか”を親子で話し合う。考えを伝える力とともに、内容を要約する力も育む。

③中日新聞の投稿欄「発言ヤング」に投稿
新聞を読んで関心をもった話題について情報を整理し、自らの考えをまとめ、説得力のある意見として投稿欄「発言ヤング」に投稿する。

NIE親子応援隊サポーター春香クリスティーンさん

NIE親子応援隊サポーター 春香クリスティーンさん

世の中の出来事が網羅されている新聞は、私の毎日に欠かせません。よく読むのは国際政治や社会面ですが、仕事で地方へ行ったときは、その土地の新聞を読んで地元の話題をキャッチするようにしています。スイスにいた頃は、お父さんが読む日本の新聞を横で眺めて、興味のある漢字や言葉について質問していました。いろいろな情報が詰まった新聞が家族の真ん中にあれば、お互いの興味や関心を知るきっかけになったり、会話が生まれたりしそうですね。親子のコミュニケーションを育むNIEを、私も応援しています。

プロフィール
1992年生まれ。タレント。日本人の父親とスイス人の母親をもち、ドイツ語、日本語、フランス語、英語を話すことができる。政治への関心が強く、若者に向け政治や選挙を分かりやすく説明する著書も執筆。

NIE親子応援隊の講義を担当した市川講師

NIE親子応援隊の講義を担当した市川講師

新聞は他のメディアに比べ、取材にかけるマンパワーが違います。権力の監視とともに報道により、戦争の実情を知らせたり、人権を擁護するなどの役割があるのです。

NIE親子応援隊の講義を担当した市川講師は、日本NIE学会に所属、30年にわたる新聞教育の推進で2012年には第44回中日教育賞も受賞しています

私たちが親子でNIEに取り組みます!

名古屋市 彦田 泰輔さん・栄和くん(中学3年生)
名古屋市彦田 泰輔さん・栄和くん(中学3年生)
息子の成長につれ会話が減ってきたので、NIEを親子交流の機会としたいです。投稿欄の課題はアウトプットの力を育んでくれそうで特に期待しています(泰輔さん)
犬山市 兼松 幸枝さん・南帆さん(中学1年生)
犬山市兼松 幸枝さん・南帆さん(中学1年生)
新聞は学校から帰った後や週末に読んで、分からない言葉はネットで調べています。課題の中では、自分の考えを伝える投稿に特に力を入れてみたいです(南帆さん)
碧南市 小澤 千恵子さん・美寿さん(中学2年生)
碧南市小澤 千恵子さん・美寿さん(中学2年生)
普段から新聞を切り抜いていますが、記事について親子で話し合うことはできていません。NIEをきっかけに、もっと一緒に話をしようと思っています(千恵子さん)
豊川市 鈴木 直美さん・啓太くん(高校1年生)
豊川市鈴木 直美さん・啓太くん(高校1年生)
市川講師から聞いた、「新聞の見出しのつけ方のコツ」は、普段の授業では学べないことなのでためになりました。これからの課題に活用したいです(啓太くん)
一宮市 渡部 由紀さん・由寿さん(中学3年生)
一宮市渡部 由紀さん・由寿さん(中学3年生)
レクチャーで切り抜きをやってみると、難しそうな記事でも実は自分にも関係することが多いことに気づきました。課題にも楽しく取り組めそうです(由寿さん)

NIEとは?

 NIE(Newspaper in Education=「エヌ・アイ・イー」)は、学校などで新聞を教材として活用することです。1930年代にアメリカで始まり、日本では85年、静岡で開かれた新聞大会で提唱されました。その後、教育界と新聞界が協力し、社会性豊かな青少年の育成や活字文化と民主主義社会の発展などを目的に掲げて、全国で展開しています。

 新聞を教育に役立てるNIE活動に取り組む、全国の小中高の先生や新聞関係者らが年に一回集まり、情報を交換する場がNIE全国大会です。1996年に東京で第1回大会が開催され、東海3県では今回が初開催となります。

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