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【第55期王冠戦】

羽根が王冠戦4連覇

2014年11月30日

4連覇を果たした羽根直樹王冠=29日午後、名古屋市東区の日本棋院中部総本部で

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 囲碁の羽根直樹王冠(38)に山城宏九段(56)が挑戦した第55期王冠戦(日本棋院中部総本部、中日新聞社主催)挑戦手合1番勝負が29日、名古屋市東区の同総本部で打たれ、午後5時7分、白番の羽根が198手までで中押し勝ちし、4連覇を達成。通算在位期数を11に伸ばした。持ち時間4時間のうち、残りは羽根1分、山城1時間17分。

 16年ぶりの名古屋開催となった挑戦手合。王冠通算在位が2位の羽根と、15期でトップの山城が争う好カードは、序盤から穏やかな進行となった。羽根が白32(16八)から右上の黒模様を荒らすと、山城も黒39(2十五)から左辺の白模様を消しにかかり、ヨセ勝負の流れに。昼食休憩後、山城は右辺で攻めかかったが、黒77(17八)が疑問。羽根が白92(14十一)と切って反撃した。

 さらに羽根は白104(12九)で中央の黒の一団を取って優勢に。黒127(6十五)キリからの左下隅の戦いで、山城にチャンスが巡る可能性もあるとみられたが、左上の黒の一団が完全に生きておらず、羽根がうまくサバいて逃げ切った。立会人の伊藤庸二九段は「全体的には終始、羽根王冠のペースだった。山城九段が攻撃のチャンスを逃したのが惜しまれる」と話した。

白104で勝ちを意識

 羽根直樹王冠の話 白104(12九)と真ん中を取れた段階で勝ちを意識した。通算在位期数をまた一つ伸ばせたのはうれしい。来期のことはまだ何も考えられないが、1年間しっかり準備し、いい碁を打てるようにしたい。

攻めたが薄くされ

 山城宏九段の話 右辺で攻めにいったが、逆に薄くされてしまった。白92(14十一)と切られてしまっては、ちょっとつらかったかと。そんなはずはなかったのに、という思いだ。ぼろぼろにされ、情けない碁になってしまった。

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中部ナンバーワンの座をかけて行われる王冠戦の中継サイト。棋譜や記事を掲載。中日新聞社と日本棋院中部総本部が主催。
 
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