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富山ニュース

一票上積み 最後の訴え 2、3区 自民前職に2新人挑む

 衆院選の選挙戦最終日となった15日、過熱する富山1区の県都決戦と同様に、自民前職に新人2人が挑む構図の2、3区でも各候補が東奔西走。冷たい雨交じりの空の下、一票でも上積みしようと、ぎりぎりまで有権者に支持を熱く訴えた。

■2区

 社民新人の東篤さん(52)は富山市八尾町など旧婦負郡を重点的に街宣し、「脱原発。負の遺産を残してはならない。消費税増税を撤廃し、平和憲法を守る」とアピール。夜は選挙事務所のある八尾町で決起集会をした。

 自民前職の宮腰光寛さん(61)は富山市の旧婦中町から選挙区全域の遊説を開始。滑川市では「日本を取り戻す」と街頭演説。魚津市、下新川郡を回った後、夜に地元黒部市入りし、選挙事務所でのマイク納め式で締めた。

 共産新人の高橋渡さん(49)は朝日町を皮切りに六市町二十三カ所で街頭演説。黒部市のスーパーでは買い物客に「最後のお願いです。皆さんの願いを受け止めて全力で頑張るので国会に送ってください」と声をからした。

■3区

 「子ども、労働者、地域が元気になる政策で恩返しさせてください」。民主新人の朴沢宏明さん(37)は、南砺市などの商業施設周辺で最後の訴え。長靴姿で走り回り、買い物客と握手を繰り返し、支持を求めた。

 南砺市から遊説を始めた自民前職の橘慶一郎さん(51)は全六市を巡り、十九カ所で街頭演説。「日本の土台を立て直し、日本の良さを取り戻す」と声を張り上げ、最後のJR高岡駅前では多くの支持者と必勝を誓った。

 共産新人の泉野和之さん(55)は氷見、高岡両市を回り、一日最多の三十カ所で演説。「消費税増税をやめ、平和憲法を守る党の議席を確保したい」と訴え、「激戦の比例代表北陸信越ブロックは共産へ」と呼び掛けた。