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三重ニュース

中川さん逆風なんの 2区

満面の笑みで支持者と握手を交わす中川正春さん=鈴鹿市道伯の事務所で

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◆島田さんは比例復活

 中川正春さん(民前)が逆風をはね返して六度目の当選を果たした。鈴鹿市道伯の事務所で支援者たちの大きな拍手に包まれ「皆さんのおかげで踏ん張って当選できた」と厳しかった選挙戦を振り返った。

 文部科学相や防災、少子化担当相などを歴任した実績を強調し、手掛けた政策の継続を訴えた。これまで築いてきた強固な地盤のおかげで、十六年間守り続けてきた議席の確保はかなったが、再び野党に転じることになり「もう一度、生活が大事という原点に立ち戻らねばならない。皆さんの気持ちをくみ取って党を再生し、日本の未来をつくりたい」と表情を引き締めた。

 島田佳和さん(自新)は、民主への批判票を取り込んで、終盤に追い上げをみせたものの、中川さんの厚い壁を崩しきれなかったが、重複立候補の比例代表で復活当選を果たした。一九九六年の小選挙区制導入以降、2区で自民が議席を得るのは比例復活も含めて初めてで「自民の旋風で議席をもらったが、次は小選挙区で勝ち抜けるよう、しっかり地元のために仕事をしたい」と目に涙をためながら喜びをかみしめた。

 珍道直人さん(維新)は支持母体を持たずに街宣活動で中央集権からの脱却や既得権の打破を訴えたが、準備不足もあって最後まで知名度を高めることができなかった。

 中野武史さん(共新)は消費増税反対や雇用問題の改善を前面に出して支持を求めたが、広げられなかった。