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岐阜ニュース

岐阜4区で公開討論会

 美濃加茂市内で11月30日夜に開かれた衆院選岐阜4区の立候補予定者の公開討論会。民主新人の熊崎陽一さん(25)、民主党から日本維新の会に移った今井雅人さん(50)、共産新人の日下部俊雄さん(64)の3人が出席し、経済やエネルギー問題などで論戦を交わした。自民前職の金子一義さん(69)は欠席した。主な発言を紹介する。

 ■国家ビジョン

 今井さん 日本人に挑戦する気持ちが薄れている。自立する個人、自立する国家を。

 日下部さん 絶対に戦争をしない。国連に加盟する多くの国は非同盟だ。

 熊崎さん 一人一人の国民がこの国に生まれてよかったと思える国をつくる。

 ■経済・金融対策

 日下部さん かつては、公共事業で企業にお金が回った。今は、大企業や海外の資本が入ってきている。規制などで解決しなくては。

 熊崎さん 日本のものづくりは新興国の追い上げを受けている。新しい産業を官民一体となり、ブランド化させ成長させる。

 今井さん 経済対策は民間の力をいかに活用するか。民間が挑戦しやすいように力を信じて一生懸命に応援する。

 ■TPPの交渉参加

 日下部さん 日本の国内産業を守るためにも反対。例外なく関税をなくすのなら参加しない。協議内容も非公開になっている。

 今井さん 世界中で自由貿易の協定が行われている。ルールづくりに参加しない、なんてことはない。日本の国益を勝ち取る。

 熊崎さん 国際交渉の場に乗る。農業が懸念されるが、ブランドとして世界に紹介する手段としてもTPPに参加する。

 ■エネルギー問題

 今井さん 原発はない方がいい。今後百年はおそらく天然ガスが中心になる。太陽光やバイオマスなど自然エネルギーはどんどんやっていけばいい。

 日下部さん 原発は関連の大企業がもうけるだけ。自然再生エネルギーは地域密着型で、すべての地域にお金が入り新しい産業にもなる。

 熊崎さん エネルギーは地産地消。その地でつくり、どう使っていくか。日本の技術を高め、日本独自のエネルギーのあり方を考えていくことが必要。

◆欠席者・金子さんの政策

 金子さんは本紙の政策に関するアンケートや取材に次のように回答している。

 ■ビジョン 日本を位置付ける基軸、たがを政権奪還し締め直す

 ■経済 製造業が回復できる環境を。雇用の場を確保し地方を元気に

 ■TPP 米国の国益にかなう参加はいけない。厳しい態度で臨む

 ■エネルギー 原発をできるだけ早くゼロに。最大限努力する

(衆院選取材班)