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岐阜ニュース

物足りない政見比較 2、4区で公開討論会

 衆院選の立候補予定者の公開討論会が三十日夜、岐阜2、4区でも開かれた。ほかの区と同様に日本青年会議所東海地区ブロック協議会が主催。ただ、前夜の1、3、5区と異なり、立候補予定者の一部が多忙を理由に欠席した。多くの立候補予定者の政見を聞き比べたい有権者には、物足りない場になった。

 4区の討論会は、美濃加茂市生涯学習センターで開催。民主党から日本維新の会に移った前職今井雅人さん(50)、民主新人の熊崎陽一さん(25)、共産党新人の日下部俊雄さん(64)の三人が参加した。自民前職の金子一義さん(69)は別の会合を理由に欠席した。

 環太平洋連携協定(TPP)交渉参加の是非をめぐる議論では、熊崎さんが「交渉のテーブルにつかないと何も始まらない」と賛成を表明。今井さんも「したたかに国益を勝ち取ってくるべきだ。だめなら協議から抜ければいい」と主張した。日下部さんは「世界を股に掛けるような大企業にとってはいいかもしれないが、例外なき関税撤廃は農業も産業もつぶす」と強く反対した。

 三重大の児玉克哉教授(社会学)が議論の仕切り役を務めた。経済対策や社会保障、医療問題などでも意見を交わし、百人余が耳を傾けた。

 一方、2区は大垣市民会館が会場。「日本未来の党」から出馬予定の減税前職の橋本勉さん(59)、共産新人の高木光弘さん(53)の二人が出席。原発政策で、橋本さんは「再稼働はすぐにやめ、再生可能エネルギーに変えるべきだ」、高木さんは「事故を二度と起こしてはいけない。電力は足りていた」と、いずれも脱原発を主張した。

 自民前職の棚橋泰文さん(49)と民主新人の堀誠さん(39)は、スケジュールの調整がつかなかったとして欠席した。

(衆院選取材班)