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中部ニュース

選挙戦最終日、政権攻防の訴え

選挙戦最終日を迎え、個人演説会で支持を訴える候補者=15日午後、愛知県安城市で

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 四百八十の議席をかけた衆院選は十五日、戦いの最終日を迎えた。東海地方でも、候補者たちが「今度こそお助けを」「最後まで諦めない」と夜になるまで熱い訴えを続けた。次の政権を誰が担うのか。投票日の十六日、その答えが明らかになる。

 ■愛知13区

 民主、自民が激しく競う中、攻める側の自民新人、大見正さんは安城市で総決起集会。「民主党政権に終止符を打つため力を」と三百五十人の支持者を前に声を振り絞った。

 挑戦を受ける民主前職、大西健介さんは、イルミネーションのイベントでにぎわう碧南市の大通りを練り歩き、雨にぬれながら「信頼を取り戻す先頭に立つ」と力説した。

 安城市内を徒歩で遊説したのは、未来前職の小林興起さん。選挙カーの街宣では「卒原発を目指し、増税にストップをかける」と叫んだ。共産新人の宮地勲さんは、刈谷市内での街頭演説などで「消費税増税に断固反対」「危険な原発は即廃止」と訴えた。

 ■三重1区

 維新新人の松田直久さんは“自転車部隊”を結成し、津市内の住宅団地に飛び込んだ。路地を回り、手を振りながら最後の支持を訴えた。ベテランの民主前職が引退し、民主、自民に維新が絡む構図だ。

 自民前職の川崎二郎さんは地元伊賀市の商店街を練り歩いた。「景気回復を約束します」。商店に飛び込み、店主らと握手を交わして決意を語った。

 夕方、津市中心部で街頭演説した民主新人の橋本千晶さんは「私を知らなくても応援してくれる方がいる。最後まで諦めない」と声を張り上げた。

 共産新人の岡野恵美さんは津市内で街頭演説し、消費税増税反対などを訴えた。

 ■岐阜1区

 岐阜県内で最多の五人が戦ってきた。自民前職の野田聖子さんは優勢と伝えられる中、「私は挑戦者。新しい自民党は皆さんと同じ目線になった。今度こそはお助けを」と必死のお願い。

 非自民候補は「ゆるキャラ」のイベントでにぎわう岐阜市の柳ケ瀬商店街へ。民主前職の柴橋正直さんは人気投票でいつも上位の地元のゆるキャラの近くで「明日だけはどうか私に一票を」と呼び掛けた。未来前職の笠原多見子さんはサンタクロースの帽子をかぶって笑顔を振りまき、共産新人の鈴木正典さんも消費税増税反対などを訴えて歩いた。