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未来の比例名簿、深夜の受理 駆け込み提出に書類不備

 日本未来の党は四日の衆院選公示で、比例代表各ブロックの名簿提出が大幅に遅れ、締め切り時間の午後五時から約五時間半遅れて受理が終了する異例のトラブルを起こした。十一月二十八日に結成したばかりで事務局態勢が整わない上に、寄り合い所帯の急ごしらえぶりが露呈した。

 嘉田由紀子代表は四日夜「代表としての私の責任だ。申し訳なく思っている」と謝罪した。都内で記者団に語った。

 日本未来の関係者によると、三日夕まで、新たな候補者の擁立を進め、届け出に必要な書類などの準備がもたついた。比例順位の調整が四日にもつれ込み名簿の確定が遅れた。東京など九ブロックでは、総務省による三日までの事前審査を終えていなかった。

 このため、締め切りの四日午後五時間際に、党関係者が多くの書類を持ち込み、審査が大幅に遅れた。さらに東北、中国、四国ブロックの名簿が見当たらないとして、取り扱いを断続的に協議。六時前には、副代表の森裕子参院議員が現場に現れ、総務省側と協議する場面もあった。

 総務省によると、結局、他ブロックの書類の中から名簿が発見されるなどの不手際が相次ぎ、審査は深夜にずれ込み、中国、四国、九州各ブロックは、書類を手書きするという異例の展開となった。

 比例名簿確定遅れについて、森氏は「四日朝になって飯田哲也代表代行から方針転換の話があり、ストップした」と述べ、党内で名簿をめぐり意見対立があったことを明らかにした。

 日本維新の会でも、宮城1区と比例東北ブロックに重複して出馬予定だった榎秀隆氏が立候補を辞退。党関係者に連絡が入ったのは四日朝で、名簿を差し替える必要が生じ、提出が午後にずれ込んだ。