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「3・11後」針路選ぶ 1484人届け出 

 東日本大震災後、初めての大型国政選挙となる第四十六回衆院選は四日公示され、十六日の投開票に向けて十二日間の選挙戦が始まった。十二党による争いで、主な争点は原発政策と消費税増税、改憲。前回二〇〇九年八月の衆院選で政権交代した民主党は政権の維持を目指す。自民、公明両党は政権奪還を図る。卒原発を掲げる日本未来の党、中央集権打破を掲げる日本維新の会などの新党が勢力を拡大するかも焦点だ。

 小選挙区(定数三〇〇)の立候補と、比例代表(定数一八〇)の名簿届け出は四日午前八時半に受け付けが始まり、午後五時に締め切られる。

 本紙の集計では、小選挙区に千二百八十八人、比例代表単独に百九十六人の計千四百八十四人が届け出た。前回の小選挙区千百三十九人、比例単独二百三十五人の計千三百七十四人を上回った。

 民主党は小選挙区で二百六十四人、比例単独に三人の計二百六十七人を擁立した。前回衆院選で三百八議席を得た後、主要政策をめぐる党内の混乱で離党者が続出。政党支持率も低迷し、公示前二百三十議席の維持は困難な情勢だ。民主党と連立政権を組む国民新党は三人が出馬した。

 自民党は小選挙区に二百八十八人、比例単独に四十五人の計三百三十三人を擁立した。公明党を加えて過半数を獲得し、政権復帰を目指す。公明党は五十四人を擁立した。

 滋賀県の嘉田(かだ)由紀子知事が結党し、国民の生活が第一や「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」などが合流した日本未来の党は百十人が立候補。脱原発を求める世論を追い風に勢力拡大を目指す。

 日本維新の会は百七十二人が立候補。石原慎太郎前東京都知事と橋下徹大阪市長の二人を前面にタカ派的な主張で保守層の票獲得を狙う。

 共産党は三百二十二人を擁立。みんなの党は六十九人、社民党は三十三人が立候補した。新党大地は七人、新党日本は一人、新党改革は二人が出馬した。

 比例代表では自民党の四国ブロックと未来の全ブロック、維新の東北ブロックで、順位確定の遅れなどにより、名簿の届け出が午後にずれ込んだ。

◆立候補者数などは午後2時45分現在 (本社集計)

 お断り 各地で日本維新の会などの重複立候補者が小選挙区に届け出ていないケースが相次いでいます。政党が小選挙区に届け出ていない候補者を含めた比例名簿を届け出ているケースについては、届け出順位はそのままで、当面、比例単独候補扱いとします。