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滋賀ニュース

【2区】民主・田島さん国政復帰 2年ぶり返り咲き

比例で復活当選し笑顔の田島さん=彦根市の事務所で

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 民主元職の田島一成さんが比例で復活当選し、二年ぶり四期目の衆院議員に返り咲いた。小選挙区では前回の雪辱を果たせなかったが、国政への復帰が決まったことで彦根市長曽根南町の事務所は空気が一変した。

 いったんは落胆の表情を見せた田島さん。「みなさんの支えに応えて国会への復帰を果たさせていただきます」と感謝の言葉を述べ、深々と頭を下げた。支持者の拍手に喜びをかみしめながら「街頭活動を通じて、安倍政権への批判の思いを託してくれているのがよく分かった」と今回の選挙戦を振り返った。

 有権者との距離感や交流を大切にした今回の選挙戦。粘り強く選挙区を回って地域の声に耳を傾けてきた。農業者戸別所得補償制度の復活や原発再稼働反対などを訴え、終盤には猛追を見せた。

 田島さんは「環境問題や、この二年間で集めてきた地域の課題に取り組みたい」と国政復帰への抱負を語っていた。

◆「元気に戦えた」 共産・中川さん振り返る

支持者に健闘をねぎらわれ、頭を下げる中川さん=彦根市の事務所で

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 県内全選挙区に新人を擁立し、全国での議席倍増にと奮闘した共産。三候補は前回衆院選に続く挑戦だったが、小選挙区での議席は獲得できなかった。

 対立候補の当確が伝えられると、彦根市長曽根南町にある2区の中川睦子さんの事務所では、支持者から健闘をねぎらう声が挙がった。

 中川さんは頭を下げ「急だったが、共産党が今頑張らなければいけないという期待を受けて選挙に突入した。街頭での有権者の反応が励みになって、元気に戦うことができた」と振り返った。

 党として消費税増税の中止や環太平洋連携協定(TPP)交渉からの離脱を訴えたが、小選挙区では支持を広げきれなかった。

 それでも「前回より共産党に対する必要性や理解が感じられた。広がったつながりを生かしたい」と前を向いた。

 全国では善戦が伝えられることもあり、陣営関係者は「この風を何とか」と比例単独で立候補している坪田五久男さんの当選を願っていた。