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岐阜ニュース

自民が全5小選挙区勝利 投票率52・92%、最低

 十四日投開票の衆院選は、自民党が二〇一二年の前回選挙に続き、県内の全五小選挙区で勝利し、維新の党の前職今井雅人さんが前回に続いて比例復活を果たした。投票率は52・92%と前回から9・12ポイント下落し、戦後最低を更新。降雪という悪条件に加え、明確な争点を見いだしづらいことが関心の低さにつながった。

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 師走の慌ただしい時期に加え、この冬一番の寒波が県内を直撃。山間部では大雪に見舞われたほか、都市部でも断続的に雪が降り続いた。晴れていた前回と比べ、午後以降、有権者の出足は極端に鈍った。

 解散の大義を欠くとの批判を一部から招いた今回の衆院選。論戦は安倍政権の経済政策「アベノミクス」の賛否や、消費税10%への増税時期の延期など経済政策に集中した。一方で、解釈改憲による集団的自衛権行使の是非や、原発再稼働といった重要政策が候補者の口から語られる機会は少なかった。

 これらの争点が十分に掘り起こされることはなかった上に、事前の世論調査で自民、公明の与党が圧勝するとの見通しが流れたことも、有権者のしらけムードに拍車をかけたとみられる。

 選挙区別でも、全選挙区で前回を下回った。最低は1区で、前回比11・85ポイント減の46・03%。全四十二市町村でも全てで前回を下回り、最低は養老町で前回比10・53ポイント減の45・46%だった。

 期日前投票者数は二十二万四千七百六十四人で、前回より一・二倍増えた。

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