文字サイズ

福井ニュース

投票率県内も最低50% 「入れたい候補いない」

 県内小選挙区の投票率は50・00%と前回二〇一二年の衆院選を11・75ポイント下回り、戦後最低となり、全国平均よりも低かった。大雪も影響したとみられるが、有権者からは「入れたい候補がいなかった」との声も上がっており、選挙の争点があいまいだったことや解散から公示まで期間が短かったことも投票率低迷の背景にあるとみられる。

 県内では一二年衆院選で投票率が61・75%と過去最低だった。60%を切ったのも初めて。県内で最も投票率が高かったのはおおい町の68・71%(前回75・56%)。低かったのは鯖江市の45・71%(同59・77%)だった。

 議員定数の〇増五減に伴い、今回から県内の選挙区は三から二に削減。選挙区別の投票率は、福井1区は48・64%。民主が候補擁立を見送り、自民の前職に対して、維新新人、共産新人の三つどもえとなったが、有権者の関心は高まらなかった。2区は51・92%。自民前職に対して民主、共産の新人が挑む構図。1区よりは高かったが、低調だった。

 県内で投票率が最も低かった鯖江市は、区割りが旧2区から新2区となった。同市を地盤とする前職が区割り変更に伴って比例代表に回り、選挙の盛り上がりに欠けたと指摘する声もある。旧2区から1区に区割りされた自治体では、大野市が1区全体で最も低い46・72%(前回57・38%)だった。 (布施谷航)

写真