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福井ニュース

比例北信越ブロック 自民前職2人当選

支援者から祝福の花束を受け取る山本拓さん(右)=鯖江市日の出町の事務所で

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 九党派が届け出た比例代表北陸信越ブロック(定数一一)は、十五日午前零時五十分現在で全議席が決まり、自民が五議席、民主が三議席、維新、公明、共産が各一議席を確保した。県関係ではいずれも比例単独で出馬した自民前職の山本拓さん(62)と助田重義さん(54)の二人が当選した。

 名簿登載単独一位の山本さんは早々と当選を決めた。同二十一位の助田さんは、重複立候補した自民の各候補が小選挙区で次々と勝利、比例復活が三人にとどまり再選した。公明は党中央幹事会長の前職、漆原良夫さん(70)が七期目の当選を果たした。共産は党准中央委員の新人、藤野保史さん(44)が共産として十一年ぶりの議席を獲得した。 (正津聡)

◆山本さん、万感7選

 「自民党の政策が受け入れられた。感謝申し上げる」。県内小選挙区の区割り変更に伴い、比例代表へと回った自民前職の山本拓さんは、名簿登載1位のため早々と当選確実に。七選を果たし、鯖江市日の出町の事務所で支援者らと喜びの握手を交わした。

 今回の選挙はこれまでと勝手が違った。比例の投票では政党名を書いてもらう必要があった。自身の知名度が高いだけに「個人名を書くと無効になる。自民党で」と何度も呼び掛けた。北陸信越ブロック各県にも出向いたほか、党県連会長として県内の小選挙区候補者の支援に務めた。

 万歳後、地方経済の再生策については「全国一律ではない。(地域に応じた)きめ細かな予算付けと応援対策をいかに取るか。新しい仕組みを皆さんとつくり上げたい」と主張。景気回復の波を福井に届けることを約束した。 (山本洋児)

◆助田さん朗報、喜びかみしめ

再選を果たし万歳する助田重義さん(中)ら=福井市大手3の事務所で

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 自民前職の助田重義さんは、福井市大手三の事務所で、比例代表北陸信越ブロックでの再選の朗報を聞き、党県連関係者らとともに喜びをかみしめた。

 もともとは党県連事務局長だった。前回選挙で、党本部の方針によって比例単独候補に。突然の当選に戸惑いを隠せなかった。しかし衆院環境委員会では、東京電力福島第一原発事故の原因究明の現状を政府にただすなど、全国最多の原発を抱える福井県を代表し、声を上げた。

 今回は「党本部に一任」と、公示の直前まで比例名簿に登載されるかどうかさえ見通せなかった。立候補が決まると、県内の小選挙区候補者を熱心に応援して押し上げ、自身も当選を果たした。 (山本洋児)