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福井ニュース

自民全員当選 地盤揺るがず

 県内の二小選挙区では、1区が自民前職の党政調会長稲田朋美さん(55)、2区は自民前職の元国土交通副大臣の高木毅さん(58)が再選を果たし、自民が六回連続で小選挙区の議席を独占した。

 一票の格差を是正する「〇増五減」に伴い、県内の選挙区が三から二に減ってから初の選挙でも、県内全域に固い地盤を持つ自民の強さは変わらなかった。

 県内小選挙区の平均投票率は、前回を11・75ポイント下回る50・00%で、戦後最低となった。突然の解散で戸惑った有権者が選挙の意義を見いだしにくかった上、投票日の悪天候も影響したとみられる。

 1区は、党要職を務める稲田氏が県外候補の応援で不在がちだったにもかかわらず、自民支持層を中心に幅広い世代に浸透し、圧勝で四選を果たした。

 維新新人の党県総支部代表代行鈴木宏治さん(41)は維新支持層を中心に無党派層にも一定の食い込みを見せたが、組織力の弱さもあり、伸びを欠いた。共産新人の党県書記長金元幸枝さん(56)は支持を拡大できなかった。

 2区は、安倍政権の経済政策アベノミクスの継続と原発の必要性を訴えた高木氏が自民と公明両支持層をまとめ、無党派層も取り込み、大差で六選した。

 民主新人の自然体験活動NPO法人理事長辻一憲さん(49)は民主と維新両支持層に加え、無党派層にも広がりを見せたが、出遅れが響き、及ばなかった。共産新人の党県常任委員宇野邦弘さん(63)は厳しい戦いだった。 (衆院選取材班)

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