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愛知ニュース

自民、辛くも「8」 維新、初の1議席

 自民が大勝し、安倍政権の継続が確実となった衆院選。県内では、十五選挙区のうち、自民は八勝と前回から五議席減らし、民主は前回の二議席から六議席へと復活の足掛かりをつかんだ。維新も一議席を得た。県内の投票率は過去最低の54・19%だった。

 自民が勝ったのは1、4、6、8、9、10、14、15区の八選挙区。前回は十三選挙区で勝利したが、今回は名古屋市内で二勝三敗と負け越すなど、無党派層をつかみきれない部分もあった。名古屋市を除く尾張部などでは支持基盤の固さを見せた。

 民主は2、3、5、7、11、13区の六選挙区で勝利を収めた。前回、小選挙区で涙をのんだ3区の近藤昭一さん、5区の赤松広隆さんらがベテランの強みを発揮した。

 名古屋市内では無党派層の一定の支持を集めたとみられ、トヨタ系労組の影響の強い西三河地方などでも底力を見せた。

 12区では、維新との野党協力で、民主が候補を立てず、維新の重徳和彦さんが自民候補に競り勝った。

 激戦区の多さを反映して、小選挙区で敗れた候補のうち、十人が比例復活を果たした。

 7区では、民主候補に競り負けた自民の鈴木淳司さん、9区では民主の岡本充功さん、12区では自民の青山周平さん、13区では自民の大見正さんが比例復活した。14区では、生活の党から民主に復党した鈴木克昌さんが復活した。

 (衆院選取材班)