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長野

当選者の2氏、一夜明け

 参院選でそろって議席を守った自民の吉田博美さん(64)と民主の羽田雄一郎さん(45)は当選から一夜明けた二十二日、報道陣の取材に応じ、あらためて当選の喜びと重責をかみしめた。

◆吉田さん 投票率低下に責任

同僚参院議員からの電話に出る吉田さん=東京都内で

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 党務のために前夜に党本部入りしていた吉田さんは、都内の議員会館で取材に応じた。開票の行方を見守り午前二時すぎまで本部に残っていたといい、「まだ気が張っているので、疲れはあまりない」と笑顔を見せた。

 選挙区トップでの当選に「長野は岩手と並んで民主の象徴区。そこでこれだけ得票できた。支援してくれた人に感謝する」と述べ、「自公政権でねじれを解消し地方の景気を回復してほしいという期待感が票につながったのでは」と分析した。

 県内の投票率が前回より七ポイント下がったことには「政治不信がある。候補者が訴えたことが通じなかったのでは。自分自身に責任を感じている」と気を引き締めた。

(小西数紀)

◆羽田さん 党の再構築をする

「党を再構築する」と4期目の抱負を語る羽田さん=長野市内で

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 四選を果たした羽田さんは長野市の民主党県連で会見し「自民党が何を決めようとしているか、国会の議論で明らかにするのが使命。いただいた(票の)重みを受け止め、六年間の活動を続けたい」と抱負を語った。

 トップ当選した吉田さんと約七万票差がついたことには「もう少し追いつきたかった」と受け止めつつ、「これだけの逆風の中で、二十九万もの人に支持をいただいた」と一定の票を得たことに手応えも口にした。

 四回の当選を重ねたことで、党内では中核的な立場になる。「解党的出直しをし、党を再構築する。自民党政権がかじ取りを間違えないようチェックしていく」と決意を述べた。

 (市川泰之)