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愛知

自民候補に酒井氏 予備選で寺西氏を破る

 七月の参院選愛知選挙区(改選数三)の自民党公認候補を決める党愛知県連の予備選は二十八日開票され、自民県議の酒井庸行(やすゆき)氏(61)=刈谷市=が、同じく自民県議の寺西睦氏(48)=名古屋市中村区=を破った。

 引退する鈴木政二氏(64)=三期目=の後継として、党本部が近く正式に公認候補に決める。

 酒井氏が八千八百二十七票、寺西氏が六千二百七十八票を獲得した。投票資格がある県内の党員・党友は三万六百八十三人で投票率は49・39%だった。

 酒井氏は名古屋市中区の党県連で会見し、「大きな票をいただいて大変光栄。今後、愛知県に恩返ししていきたい」と述べた。

 酒井氏は刈谷市議を一期務め、県議は三期目。これまでの経験を訴え、知立市が地元の鈴木氏ら三河地方の国会議員や県議らの支持を獲得。尾張地方の一部議員の支持も取り付けた。寺西氏は県議一期目。尾張の県議らから支持され、酒井氏に比べて若いことなどをアピールしたが及ばなかった。

 予備選は党員の声を候補選定に反映させる狙いで、党県連では二〇〇四年参院選の候補選び以来、九年ぶりに実施した。

 県連は愛知選挙区の候補を一人に絞ることを決めている。同選挙区では民主現職の大塚耕平氏(53)、共産新人の本村伸子氏(40)が立候補するほか、みんなの党が薬師寺道代氏(48)の擁立を検討。みどりの風は現職の谷岡郁子氏(58)が比例転出を決め、後継の人選を進めている。日本維新の会も公募により候補擁立を模索している。