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夏の共闘、及ばず 民進・岡田氏「代表として責任」

2016年7月11日

開票センターで唇をかみしめる民進党の岡田代表=10日午後10時30分、東京・永田町の党本部で

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 与党の勝利が確実になり、民進党の岡田克也代表は党本部で報道陣の取材に「三年前(前回参院選)と比べると再生は進んでいるが、(与党の過半数阻止という)目標を実現できなかった。党代表として責任がある」と厳しい表情を見せた。自らの進退については「九月の任期まで務める。その後の代表選に出るかは、現時点では白紙」と明言を避けた。

 スーツにネクタイをきちんと締め、口は真一文字。勝敗に進退を懸けると表明していた地元の三重選挙区(改選数一)で民進現職の勝利が確実になったが、その点を指摘されても表情は緩まない。終始、にこやかだった安倍首相との明暗が際立った。

 首相をはじめ、自民党が改憲に触れなかったことについて、選挙中と同様に「争点隠し。議論することができなかった」と批判。安倍首相は今後、野党との改憲議論を深める考えだが「日本国憲法の平和主義は侵略戦争をしないことと言い切ったが、それは重大な解釈の変更。平和主義の考え方を戻してもらわないと議論のベースが整わない」と応じない姿勢を示した。

 野党共闘については「私たちの集会にはなかなか来てもらえなかった若い人やお母さんたちまで参加してくれた。新しい流れをつくれたと思う」と評価。次期衆院選でも「協力することはあると思う」と述べたが、共に政権をつくることに関しては「政策理念の一致が大前提」と慎重だった。

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