全国

誤交付や二重投票相次ぐ 羽島など取り違え、無効

2016年7月11日

 全国の参院選投票所では十日、選挙区と比例代表の投票用紙を誤って逆に交付したり、期日前投票を済ませた有権者に誤って投票用紙を交付し、二重投票させたりするミスが相次いだ。青森市では選挙管理委員会が選挙区と比例代表で約二千人分の不在者投票を二重集計するミスがあったと明らかにした。開票結果に影響はなかった。

 岐阜県羽島市の投票所では、三十一人に選挙区と比例代表の投票用紙を取り違えて交付。同様のミスは、長野県須坂市のほか、青森、福島、山形、埼玉、神奈川、石川、大阪、奈良、愛媛の各府県でもあった。誤った分は選挙区、比例代表とも無効となる見通し。

 秋田県大館市の投票所では、期日前投票を済ませた高齢の女性に誤って投票用紙を交付し、二重投票させた。女性は「期日前投票を済ませたか、あまり覚えてない」と話したという。静岡市清水区でも女性が二重投票。兵庫県では県内で転居した男性が、転出に伴う市の事務処理の誤りで期日前投票を二重にした。神戸市東灘区でも男性が期日前投票を二回行った。ほかの票と区別できないため、いずれも有効票となる。

 兵庫県尼崎市の投票所一カ所では、投票管理者を務める市の男性福祉課長(55)が寝坊で遅刻。投票開始が十分遅れた。本来の開始時刻の午前七時には二十五人前後が訪れていたが、うち七、八人が投票を待たずに帰ったという。大津市の投票所では、比例代表の投票記載台に誤って選挙区候補者の一覧を掲示。誤った掲示をした一時間程度の間に三人が投票していた。

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