富山

あす投開票 富山選挙区 3候補に審判

2016年7月9日

 富山選挙区(改選数一)は自民党現職の野上浩太郎(49)=公明推薦=、野党統一候補で無所属新人の道用(どうよう)悦子(50)=民進、共産、社民、生活推薦=、諸派・幸福実現党新人の吉田かをる(61)の三氏が審判を受ける。

 自民党の党員組織率全国一を誇る保守地盤で、共産党を含む野党四党の共闘が初めて実現し、野党統一候補が「自民一強」を崩せるかが焦点となる。各陣営とも序盤から低調ムードを懸念しており、投票率の行方も注目される。

 農協や主な経済団体の支持を受ける野上氏は小まめな企業回りと個人演説会を重ね、アベノミクスの継続による地方の景気回復を主張。国土交通副大臣の実績をアピールしながら、北陸新幹線の早期延伸や東海北陸道の四車線化などの社会資本整備の促進を訴えている。

 道用氏は野党各党と市民団体の協力を得た個人演説会で各党支持層への浸透を図った。安全保障法制の廃止や経済格差の是正、憲法改正反対を訴え、安倍政権への批判票を狙う。知名度不足を補おうと街頭演説に力を入れており、特定の支持政党を持たない層への浸透が鍵となりそうだ。 (豊田直也)

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 【注】氏名(敬称略)、投票日基準の満年齢、所属政党、現新の別、丸数字は当選回数。主な経歴、住所。=以下は推薦政党。政党略称は自=自民、民=民進、公=公明、共=共産、社=社民、生=生活、諸=諸派、無=無所属。

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