滋賀

自民・小鑓さん、経済政策訴え

2016年7月11日

支持者に握手を求められる小鑓隆史さん=10日午後8時10分、大津市で

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 滋賀選挙区は小鑓(こやり)隆史さん(自民新)が民進現職を破り初当選。アベノミクス企画立案の中枢にいた元経済産業省官僚は「私自身が問われている選挙だった。ホッとしている」。“アベノミクスの申し子”は大津市の事務所で重圧から解き放たれ安堵(あんど)の表情を見せた。

 旧民主党政権の国家戦略室でエネルギー政策を担当し「決められない政治を肌で味わった」という小鑓さん。二〇一二年十二月に自民党が政権を取り戻すと、安倍首相の意向を受けて財務省と経産省などから集められた“アベノミクス事前準備チーム”の精鋭十人の一人に抜てき。金融緩和や財政出動、成長戦略を進める「三本の矢」の土台をまとめた。「経済の低迷脱出のため、まさにこの道しかない」と確信した。

 選挙戦では有権者から「景気回復なんか感じてへんで」となじられた。それでも雇用の改善など民主党政権時代と比べた数字を紹介し「ようやく芽が出てきた。この芽をつぶしてはいけない」とアベノミクスの継続を粘り強く訴えた。

 小鑓さんの勝利で、民進党は衆参を合わせて滋賀県で唯一の選挙区議席を失った。同県の選挙区で議席がなくなるのは、旧民主党時代を含めて初めて。

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