滋賀

民進の灯消える 林さん3選ならず涙

2016年7月11日

壇上で涙をこらえる林さん=大津市梅林で

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 旧民主党時代から守り続けた議席が、滋賀の選挙区から消えた。「全て私の不徳のいたすところ」。林さんは大津市の集会施設で支援者を前に時折、目に涙をためながらも、努めて気丈に振る舞った。

 小泉政権時代の二〇〇四年に初当選。初改選の一〇年は、党全体では惨敗した。「いつも楽な選挙ではなかった」。だから今回、序盤で劣勢を報じられても「負ける気はしない」と強気だった。

 演説では子育て政策や社会保障の充実、雇用の安定の必要性を強調。「将来設計できる社会をつくる」とした上で「前提は平和」と、安保法制や自民の改憲への動きを指弾した。

 中盤からは、新住民も多い湖南地域に力を入れ、政府の年金運用の損失も舌鋒(ぜっぽう)鋭く批判。共闘する共産、社民や市民が手厚く支援し、岡田克也代表や蓮舫代表代行ら民進党幹部も繰り返し応援に入ったが、及ばなかった。

 一二年以降の国政選挙の選挙区で自民に負け続け、最後のとりでの林さんも負けた。「結果を受け止め、党の立て直しも含めて頑張る」と選対本部長の田島一成衆院議員。林さんは今後について「ゆっくり考えたい」と話しつつ「これからも県民とともに前に進めればありがたい」と話し、会場を後にした。

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