三重

共闘の「足し算」成立 本紙出口調査

2016年7月11日

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 中日新聞社は十日、県内の六十カ所の投票所で、有権者三千五百五十一人に出口調査を実施した。野党統一候補の芝博一さんが民進、共産、社民の支持層の大半を固めて共闘の成果を発揮し、支持政党を持たない層からも広く支持を集めた。

 三重選挙区では、民進、共産、社民の野党各党が市民団体「市民連合みえ」の仲介で、候補を芝さんに一本化。支持政党別の選挙区の投票先をみると、芝さんは民進支持層の93・7%、共産支持層の88・3%、社民支持層の82・5%をそれぞれ固め、各党が持つ票の「足し算」がほぼ成立した。

 自民公認の山本佐知子さんは自民支持層の79・3%、公明支持層の70・8%を取り込んだ。

 有権者の14%を占める「支持なし層」の選挙区の投票先は、芝さんが60・6%を占め、山本さんの34・2%を引き離した。年代別では、芝さんは10代と40〜70代、山本さんは20〜30代と80代以上から多くの支持を集めた。

 投票で最も重視した政策は「憲法改正問題」が17・7%でトップ。「アベノミクスによる経済成長」17・3%、「将来の年金や福祉政策」15・9%が続いた。

 重視する政策に「憲法改正問題」を選んだ人の78・3%が芝さんに投じた。一方、「アベノミクスによる経済成長」を挙げた人のうち、77・5%が山本さんに投票した。「将来の年金や福祉政策」を挙げた人の投票先は芝さんが54・4%、山本さんが42・7%だった。

 アベノミクスの評価について「成功している」と答えた人の82・8%が山本さん、「失敗した」の83・5%が芝さんに投票した。

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