石川

石川 岡田氏が3選

2016年7月11日

祝福され当選を喜ぶ岡田直樹氏=10日午後8時14分、金沢市駅西本町の事務所で(戸田泰雅撮影)

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 石川選挙区(改選数一)は、自民党現職の岡田直樹氏(54)=公明推薦=が、野党統一候補で無所属新人の柴田未来(みき)氏(45)=民進、共産、社民、生活推薦=らを大差で破り、三選を果たした。十八歳選挙権の導入で注目された投票率は56・88%で前回比1・90ポイント増にとどまり、三回連続で六割に届かなかった。

 岡田氏は、党の国会議員や地方議員に加え、業界団体との連携で盤石の態勢を確保。「政治の安定」を掲げ、選挙区で連携する公明党と二人三脚で選挙戦を優位に進めた。

 アベノミクスの継続と地方創生に絡む人口減対策を訴えの軸に据え、財務副大臣という要職に就く立場を強みに支持政党のない層にも浸透した。集会や演説では自ら携わった北陸新幹線金沢開業に触れ「東京の一極集中を是正する」と強調。地域経済に活力を吹き込むことを約束し、幅広い年代から支持を得た。

 柴田氏は安全保障関連法に反対する立場を明確に打ち出し、安倍政権の批判票の受け皿を積極的にアピール。野党各党の大物弁士が県入りする「空中戦」で対抗したが、知名度不足を補いきれず、支持を広げられなかった。諸派・幸福実現党新人の宮元智氏(56)は及ばなかった。

 岡田直樹(おかだ・なおき) 新聞記者、石川県議を経て2004年の参院選で初当選。党の新憲法草案の起草に携わった。国土交通政務官や参院国土交通委員長、党副幹事長などを務め、15年10月から財務副大臣。東大卒。金沢市出身。同市窪5。

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