石川

あす投開票 石川選挙区 3候補に審判

2016年7月9日

 石川選挙区(改選数一)は諸派・幸福実現党新人の宮元智(56)、野党統一候補で無所属新人の柴田未来(みき)(45)=民進、共産、社民、生活推薦=、自民党現職の岡田直樹(54)=公明推薦=の三氏が有権者の審判を受ける。選挙戦が最終日を迎える九日は各陣営とも大票田の金沢市内を中心に遊説する。

 自民が石川県内で衆参五議席を独占する強固な保守地盤で、初めて実現した野党四党の共闘が新たな議席を獲得できるかが焦点。

 選挙権年齢が十八歳以上に引き下げられ、県内では二万三千人が新たな有権者に加わった。若年層の政治参加を促す試みだが、本紙の世論調査では「参院選に関心がある」との回答が三年前の前回選より低下。投票率の行方も注目される。

 野党共闘を掲げる柴田氏は安全保障関連法への反対姿勢を鮮明に。知名度不足を補おうと積極的に街頭に立つ。各党幹部ら「大物政治家」が次々と県内入りし結束をアピール。一人一人が主役となる政治を約束し「この国の政治は誰のためにあるのか。ほんの一握りのエリートや大金持ちのためではない」と訴える。

 三選を目指す岡田氏は県内に張り巡らせた党組織の支援を受け、党支持層を固める。選挙区で協力する公明党支持層とも連携し、徹底した「地上戦」を展開している。財務副大臣としての実績を踏まえ、アベノミクスは「道半ば」として継続を主張。「家計に直接届く予算を組ませていただきたい」と強調する。 (前口憲幸)

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 【注】氏名(敬称略)、投票日基準の満年齢、所属政党、現新の別、丸数字は当選回数。主な経歴、住所。=以下は推薦政党。政党略称は自=自民、民=民進、公=公明、共=共産、社=社民、生=生活、諸=諸派、無=無所属。

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