岐阜

組織力生かし快勝 渡辺さん「皆のおかげ」

2016年7月11日

笑顔で事務所に入る渡辺さん=岐阜市薮田南で

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 十日に投開票された参院選の岐阜選挙区(改選数一)では、自民現職の渡辺猛之さん(48)が、民進現職の小見山幸治さん(53)らを退けた。自民は組織力を発揮。県内の衆参選挙区の議席を独占することになった。選挙権年齢が引き下げられ、多くの若者も初めての一票を投じた。岐阜選挙区の投票率は57・74%。前回を4・77ポイント上回ったが、伸び悩んだ。

 渡辺さんは岐阜市薮田南の事務所で花束を受け取り、「皆さんのおかげで勝たせていただいたと実感する選挙だった」と喜んだ。

 熱気に包まれる中、選対本部長の野田聖子県連会長は「良識ある県内有権者の皆さんから、大変思いのある一票一票を頂いた」と感謝した。

 県内は、自民党が固い地盤を誇る。しかし、渡辺さんは八百津町出身で、岐阜市などでは必ずしも知名度は高くなかった。公示前の党の世論調査では、都市部で支持が伸び悩んでいたという。このため、岐阜市を地盤とする野田県連会長の協力を得て、県都の票を掘り起こし。最終的には、県内全域に支持を広げた。

 支援した公明党県本部代表の水野吉近県議もあいさつし「民共に負けてたまるか、と全力で応援した」と振り返った。

 今回の勝利で、県内の衆参の選挙区は自民が独占する。自民党県連幹事長の猫田孝県議は「健全な野党は必要だが、現状では期待できない。ただ、憲法改正などの議論は国民に不安もあり、自民が一人歩きしてはいけない」と話した。

 (参院選取材班)

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