福井

横山さん風吹かず 歴史的共闘、空回り

2016年7月11日

支援者の手を握り、頭を下げる横山さん=福井市で

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 無所属新人の横山龍寛さんは福井市羽水二の事務所で「こんなに多くの人の力を得ることができた。応えきれずに申し訳ない」と深々と頭を下げた。

 走って、走って、走り回った十八日間だった。初日、県内八地区での出陣式で、早速声をからした。「応援してくれる気持ちに応えられるならそれでもいい」と大声を出し続けた。ひた向きな性格に「横山のためなら」と陣営も結束した。

 自身も知名度不足は認識していた。一人でも多くの人に知ってもらおうと、選挙カーを降りては有権者に駆け寄った。いつも額に大粒の汗を浮かべ、体重は三キロ落ちた。

 演説では「平和を子どもたちに残すかどうかの大切な選挙」と必ず安全保障関連法の廃止と改憲阻止を力説。連合福井事務局長の立場から貧困対策や社会保障への手厚い予算の配分を訴え、最後は「全ては生活者のために」と締めくくった。

 「私に託してくれた県民の声がある」。負けはした。だが「生活する人の暮らしが良くなるように」との願いは尽きない。

 (塚田真裕)

主な政党の公約

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