中部

愛知は民進2氏が当選 改選数1増、自公で2議席

2016年7月11日

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 中部六県(愛知、岐阜、三重、長野、福井、滋賀)では、改選する計九議席のうち自民が四議席、連立を組む公明が一議席を得て、与党で五議席を獲得。民進は改選一人区の三重と長野で勝利し、三年前の前回参院選より二議席多い四議席を確保した。自民は二議席減らした。

 改選数が一増えて九人が争った愛知選挙区(改選数四)は、藤川政人氏(自民現)と里見隆治氏(公明新)が勝ち、与党で二議席を獲得。民進は現職の斎藤嘉隆氏と新人の伊藤孝恵氏が現有二議席を守った。

 藤川氏は高い党支持率に加え、支援組織も強固。里見氏は自民支持票も取り込んだ。斎藤氏は厚い労組票を固めた。伊藤氏は街頭中心に売り込み、無党派層に支持を広げた。

 三重選挙区(改選数一)は芝博一氏(民進現)が山本佐知子氏(自民新)らに競り勝ち、三選を果たした。民進は岡田克也代表のお膝元で前回に続く敗北を免れた。

 芝氏は連合三重など支持層を固め、市民団体を仲介役に共産、社民とも連携。公明や鈴木英敬知事も支援した山本氏の猛追をかわした。

 改選数が二から一に減った岐阜選挙区は、渡辺猛之氏(自民現)が野党統一候補の小見山幸治氏(民進現)らを退けた。岐阜県内の選挙区選出議員は衆参とも民進がゼロになり、一九五五年の保守合同以来、初めて与党独占となった。

 滋賀選挙区(改選数一)は、小鑓(こやり)隆史氏(自民新)がアベノミクス立案に携わった実績を強調し、野党統一候補で三選を目指した林久美子氏(民進現)らに勝利した。

 改選数が二から一に減った長野選挙区は共産、社民が推薦した野党統一候補の杉尾秀哉氏(民進新)が若林健太氏(自民現)らを退け、旧民主党から十八年続く議席を守った。補選を除き自民公認候補の落選は二十一年ぶり。

 福井選挙区(改選数一)では、参院議長の山崎正昭氏(自民現)が野党統一候補の横山龍寛氏(無所属新)らを寄せ付けず五選を果たした。

 <開票結果・当選者欄の見方> 当は当選、本名または通称名(敬称略)、届け出党派、現職・元職・新人の別、当選回数、得票数。=□は推薦・支持政党。党派の略称は<5>面参照。非改選は公示前勢力順。

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