愛知

藤川さんがダントツ 自公協力、揺るがず

2016年7月11日

支持者の声援に応える藤川政人さん=10日午後8時39分、名古屋市中区で

写真

 改選数が一増えた愛知選挙区では、藤川政人さん(自民現)が六年前に続くトップ当選で再選を飾り、「道半ばのアベノミクスに尽きる。景気経済の訴えを皆さんに理解していただけた」と勝因を口にした。

 当選確実の一報を受けて午後八時十分、妻智美(さとみ)さんを伴い名古屋市中区の事務所へ。大村秀章知事らと万歳三唱し、「ものづくり中心地の愛知から日本を強くしたい。しっかりした経済があれば、しっかりした社会保障もできる」と展望を語った。

 安倍政権の高支持率を背景に、選挙戦では「道半ばのアベノミクスを完遂する」と繰り返し訴えた。焦点の改憲論議にはほとんど踏み込まなかったが、「丁寧に国民に考えてもらい、時代に合ったものにしなければならない。逃げる課題ではない」と話す。

 愛知では、里見隆治さん(公明新)が公明では九年ぶりの公認候補として出馬。自民県連は二人目の擁立を求める主戦論を抑え、競合する里見さんへの推薦を受け入れ、「与党で二議席」を最重要課題とした。

 県連会長でもある藤川さん自身、選挙戦で優勢が伝わる中、自公の選挙協力に理解を求める発言も目立った。「この選挙のみならず、多くの同志をこれからも当選させてほしい」。次の衆院選、各小選挙区で公明の支援を得るためだ。

 ただ、自民が複数擁立を見送り、野党の民進に改選数の半分を与える結果に終わり、支持者の一部から「自民の責任だ」と複雑な声も漏れた。

主な政党の公約

新聞購読のご案内