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popress【Love & Sex】性、恋愛の問題をまじめに考える
 

セクトピ 〜Sexual Topics!〜 「産後クライシス」話題に

夫への愛情急速に冷める

 出産後、妻の夫に対する愛情が急速に冷める「産後クライシス(危機)」という現象が、インターネット上で話題になっている。民間の調査によると、第1子を授かる前は夫、妻とも7割が相手に対する愛情を実感していたが、出産を経て、夫に変わらぬ愛情を抱く妻は半減した。

 調査はベネッセ教育総合研究所の次世代育成研究室が2006年から4年間、妊娠後期から2歳までの子どもがいる全国の夫婦288組の実態を追った。

 当初、「配偶者といると本当に愛していると実感する」との回答は夫、妻とも74%。第1子が0歳、1歳、2歳と成長するにつれて、変わらぬ愛情を抱く妻は45、36、34%と大きく減った。夫の場合は63、54、51%と、妻に比べると愛情は冷めにくいよう。

 「家族としては幸せだが、夫への愛情は変化した」と母親の心境をベネッセ側は分析。妻は家事・育児を圧倒的に担っていた。妻の9割以上は家事や育児を「ほぼ毎日する」、一方で夫の3割以上は炊事を「ほとんどしない」と答えた。

 別の調査では育児や家事に関わる夫は増え、出産時の立ち会い63%、週3回以上のおむつ替えやトイレの世話58%と、5年前よりそれぞれ約7ポイント上昇。ただ妻の愛情が冷める傾向は大きく変わらず、原因は家事などの負担感だけではなさそう。この調査は11年11月、妊娠期から2歳までの第1子がいる妻、夫を対象に行い、4737人から回答を得た。

 育児中の夫婦をめぐる環境の変化も見逃せない。託児施設や保育サービスの利用が増える一方、地域のつながりは薄れ、「子ども同士を遊ばせながら立ち話をする程度の人が、一人もいない」と回答した妻は、前回より約9ポイント上昇して34%に。母親の年齢が若いほど、子どもを通じた付き合いが少なかった。

 

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