トップ > 北陸中日新聞から > popress > Love & Sex > 記事

ここから本文

popress【Love & Sex】性、恋愛の問題をまじめに考える
 

セクトピ 〜Sexual Topics!〜 性的少数者「職場で差別」半数

「同性パートナーに福利厚生を」

 性的マイノリティー(少数者)が働く職場のうち約半数で差別的な言動があり、7割近くの当事者が同性パートナーにも会社の福利厚生を適用してほしいと望んでいる−。そんな実態が、性的少数者の支援団体「虹色ダイバーシティ」(大阪市)のアンケートで分かった。

 昨年の電通総研の調べでは、「LGBT」と呼ばれる同性愛者と両性愛者、性同一性障害の人が、国内人口の5.2%いるとされる。外資系企業では対応に取り組む例が増えつつあるが、団体によると、国内では当事者の職場でのデータがなかった。このため、今年2〜3月にネット上でアンケートを行い、1125人から回答を得た。

 職場で「男らしくない」「気持ち悪い」など差別的な言動があると答えた人は47.7%。差別的な言動がある職場の人ほどストレスを強く感じ、人間関係が良くないという傾向がみられた。

 雇用形態では、性同一性障害の人は非正規雇用の割合が高く、3割を占めた。転職経験者も多く、「不当に解雇された」という声もあったという。

 また、当事者が職場に望む施策では結婚祝い金の支給や家族向けの保養施設の利用など、福利厚生の同性パートナーへの適用が67.1%に上った。差別禁止の明文化が44.8%、社内研修が35%と続いた。

 村木真紀代表(38)は「企業の性的少数者施策への関心は高まっているが、顧客への悪影響を懸念する声もまだある。働きやすい職場づくりのため、先進的な取り組みを紹介していきたい」と話す。

 

この記事を印刷する

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索