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ばくスタンプ完成

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 ぼく、ばくです。北陸中日新聞のキャラクターだよ。ポプレスが始まった2010年にデビューして、今では毎日、朝刊の「きょうのイチオシ!」の記事などに登場してるんだ。今回は金沢大の学生さんとうちの20代社員が、LINE(無料通信アプリ)のばくスタンプを作ってくれたよ。「シュールなかわいさ」が売りのスタンプ制作の舞台裏を紹介するね。ぼくもあの白黒の動物のように人気者になれますように…。 (構成・督あかり)

シュールさを前面に

本紙記者、かわいさも要求

集まったアイデアを基にばくスタンプについて話し合う社員=金沢市駅西本町の中日新聞北陸本社で

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 新聞をあまり読まない人にも「ばくスタンプ」を気軽に使って親しんでもらおうと、ターゲットは大学生や20代の若者。スタンプのアイデアを社内のほか、インスタグラムやツイッターなどで広く募り、約100個のイラストが集まった。

 ばくの身長は、新聞の縦の長さと同じ約54センチ、趣味は「新聞のスクラップ」だが、細かいキャラクター設定が決まっておらず、24〜29歳の社員9人が中心になって話し合った。

 都沙羅記者(24)は「かわいくてシュールなのは、若い人に受けますよね」ときっぱり。満場一致で、すぐに方向性が決まった。「ばくの目に狂気を感じる」「自虐的な方が良い」という意見もあった。

 お笑い好きな草野大貴記者(26)は「新聞社っぽい業界用語が欲しい。突っ込みたくなるような面白いネタにしたい」と語った。「新聞社なのに良いの…?」とギャップがあるスタンプも作った。

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 働くシリーズとして、疲れて目が充血したばくやパワハラとセクハラを指摘するスタンプを作成。「一生目が覚めなくて良い」と言って力なく横たわるばくは切ない。実際にこうなる前に友達にスタンプでSOSを発信してほしい。

 白黒のばくの色合いを生かして、上野動物園の「シャンシャン」人気に闘志を燃やすばくスタンプも。デザイン課の柴田琴音さん(24)がわずか1週間で全て完成させ「シャンシャンがかわいく描けた」と喜ぶ。あれ? ばくは、もちろんですよね? ぜひチェックしてお気に入りを探してみてください。

ばくのイラストを見ながら、アイデアを考える金沢大学生=金沢学生のまち市民交流館で

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金大生もアイデア続々

ずばり欲しいのは「土下座」

 地域の魅力を発信する学生団体「地域学生メディアつづみ」に協力してもらい、金沢大学生9人にばくスタンプのアイデアを出してもらった。

 「かわいいですね〜」「無表情でいいっすね」。学生が口にしたばくの第一印象は上々だった。普段使っているLINEスタンプについて聞き取り、ばくに言わせたい言葉を考えた。

 「ご飯行かん?って使えそう」。1年の金丸楽(がく)さん(19)らがアイデアを出すと「授業が終わった時とかに使えるね」と、集まった学生たちも賛同した。2年の佐藤真歩さん(19)は「速報!事件です!ニュースです!は、新聞社っぽくて良さそう」

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 「ずばりこれが欲しい」というばくスタンプのイラストを描いてもらうと、2年の元山紗香(すずか)さん(19)は「むりです。ごめんなさい」と、お金を前にして土下座して震えるばくなどを描き、採用された。

 どんな時に使うんだろう? というアイデアも出た。「決闘だ!」と剣を持ったばくや、新聞に乗ったばくと「Ride on」という文字…。2年の細川詩穂子さん(20)は「エモいね〜」と笑うばくや新聞にあいた穴からのぞくばくを描き、二つとも採用された。

 エモいとは、英語のエモーションから派生した若者言葉。感情が高まった時やもの悲しい時に使い、古語の「あはれ」に通ずるという専門家の指摘もある。普段は使わない人も、スタンプで若者言葉に挑戦してみては? 

編集部イチ推しはコレ!

督あかり記者(27)

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 編集長のイチオシは「飲まねば。」スタンプ。最初の案では「腹を割って話そう」という言葉でしたが、若者がより使いやすいように有名なフレーズのパロディーにしました。私はたくさん使いそうな予感…。

金沢大2年・細川詩穂子さん(20)

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 「エモい」は汎用(はんよう)性が高い言葉で、私は「あー、すごいね」「良いね」と言う時に使っています。ばくは真顔の印象が強かったので、笑顔で優しいイメージにしました。ばくスタンプは、大学生も使いやすそう。

岡本真穂記者(26)

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 仕事がちょっとつらい時にこんなスタンプが欲しいと思い、目が充血したばくなど「働くシリーズ」を考えました。言葉にしづらいことも、かわいいキャラクターで気負わず「ノー」と伝えて下さい。

堀井聡子記者(28)

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 白黒の動物と言えば、パンダ。シャンシャンの人気に燃えているばくがいたら面白いと思った。就活などの面接やスポーツ前など勝負の場面でぜひ使ってください。ちなみに私はあまり勝負をしないタイプです。

草野大貴記者(26)

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 このばくだけ、実は僕の手描きです。絵は下手だけど、アクセントになれたら良い。無表情で、憎らしいですよね。ジョークとして、連発で送るのがおすすめ。本気で相手を怒らせないように気をつけて!

 ばくスタンプは「ありがとう」や「了解!」など基本形のほか、新聞社らしいスタンプなど、かわいくてシュールな24種。50コイン(120円)で販売している。LINEのスタンプショップで「北陸中日新聞のばく」と検索。

とくの裏トーク

 ばくスタンプ作りは急ピッチで進み、若手有志が積極的に参加した。ある記者が「文化祭みたい」とぽつり。10歳ほど若返った気分だ。とはいえ、働く20代と学生には多少ギャップがあった。中にはおじさんっぽいアイデアも混じっていたが、ご愛嬌(あいきょう)。協力してくれた学生のフレッシュさを優先した。少しでも新聞に興味を持ってくれたらうれしい。次回から編集長は堀井聡子記者(28)にバトンタッチです。新生ポプレスをどうぞお楽しみに! 1年間お付き合いありがとうございました。 (督)

北陸中日新聞事業部の「LINE@」を紹介する鶴見啓太さん=金沢市駅西本町の中日新聞北陸本社で

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本紙事業部LINE@始めました

友だち追加で展覧会やイベント「得」

 北陸中日新聞事業部は、展覧会やイベントの情報を流すページ「LINE@」を始めた。友だちに追加すると、27日から石川県立美術館で始まる「生誕220年 広重展」と金沢21世紀美術館で始まる「スタジオジブリ 鈴木敏夫 言葉の魔法展」の限定クーポンなどが利用できる。落語やスポーツイベントなどの情報も流す。

 「中の人」を担当する鶴見啓太さん(27)は「皆さんが足を運びたくなるような北陸のお得なイベント情報を発信するので、ぜひ友だちになってください」と呼び掛ける。

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