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北陸写真ニュース

息災、豊作祈り 竹割り 大聖寺

無病息災を願って勢いよく竹を石畳にたたきつける氏子たち=10日、石川県加賀市の菅生石部神社で(篠原麻希撮影)

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 青竹をたたき割り、無病息災や五穀豊穣(ほうじょう)を願う「御願(ごんがん)神事」が十日、石川県加賀市大聖寺敷地(しきじ)の菅生石部(すごういそべ)神社であった。六七七(白鳳五)年から続くとされ、県無形民俗文化財に指定されている。

 雪が舞う中、境内に立てられた三角すい状のあずまやのわらに火をつけ、神事が始まった。白装束姿の氏子四十人が「わっしょい、わっしょい」と声をかけながら境内に勢いよくなだれ込んだ。長さ二メートルの青竹四百本を石畳に力強く打ち付け「パン、パン」と音を立てながら次々と割った。

 すべての竹を割り終えると、氏子は拝殿から田畑を荒らす大蛇に見立てた長さ二十メートル、直径三十センチの大縄を引きずり出した。近くの大聖寺川まで運び、橋から投げ落とした。

 氏子の水口勇輝さん(19)は「けがなく、終えられて良かった。来年はさらに竹をうまく割りたい」と話した。

 

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