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万葉集 三日三晩朗々と 家持ゆかりの高岡 朗唱始まる

特設水上舞台で万葉集の短歌を朗唱する参加者=6日午後、富山県高岡市古城で

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 奈良時代に歌人大伴家持が越中国守として赴任した富山県高岡市で六日、家持が編さんに関わったとされる万葉集全二十巻四千五百十六首を三日三晩歌い継ぐ「朗唱の会」が始まった。高岡万葉まつりのメイン行事。高岡古城公園の特設水上舞台で約二千人が万葉集の短歌を歌う。家持生誕千三百年の記念イヤーで、トークショーやメモリアル朗唱も行われた。

 石井隆一知事や高橋正樹市長も舞台に立ち、「立山にふり置ける雪を常夏に見(み)れども飽かず神からならし」(巻十七、四千一番)など、越中を詠んだ歌を朗唱。家持にゆかりのある宮城県多賀城市の菊地健次郎市長らも加わった。

 家持が赴任した国庁跡がある高岡市伏木で活動している「伏木地区ボランティアかたかごグループ」も参加。万葉衣装で舞台に上がった藤巻節子さん(75)は「みんなで声をそろえて歌えて楽しかった。万葉集には素晴らしい短歌が多く、大伴家持や万葉集をもっと広めたい」と喜んでいた。

 同日夕には、歌人の佐佐木幸綱さん、女優の剣幸さん、市万葉歴史館の坂本信幸館長のトークショーなどもあった。朗唱の会のフィナーレは八日午後五時十五分から。 (武田寛史)

 

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