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北陸写真ニュース

新緑、残雪 パノラマ鉄旅 黒部峡谷トロッコ電車

今シーズンの営業運転を始めた「トロッコ電車」=20日、富山県黒部市で

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 北アルプスの黒部川沿いを縫うように走る黒部峡谷鉄道(富山県黒部市)の「トロッコ電車」が二十日、宇奈月と笹平間七キロで営業運転を五カ月ぶりに再開。百八十人ほどが早速、窓ガラスのない吹きさらしの客車に乗って新緑と残雪の山々を望む三十分間の旅を楽しんだ。

 再開区間は欅平(けやきだいら)までの全線二〇・一キロのうち三分の一。雪は比較的少なく、平年とほぼ同じ時期での部分開通となった。全線開通は来月五日の予定。

 宇奈月駅の出発式では、宇奈月温泉の旅館のおかみが見送りに立ち、互いに紅白のテープを握る「テープ交換」をし、シーズン入りを祝った。帰省を兼ねて訪れた静岡県伊豆の国市の高橋美賀さん(46)は「富山出身だけど、トロッコ電車は初めて。大自然を満喫したい」と笑顔だった。

 今季は、十一月末までの営業で七十五万人を目指す。昨季は、二〇一五年三月に開業した北陸新幹線の効果が一段落し、一五年比11・8%減の七十一万人だった。

 往復運賃は宇奈月−笹平が千百四十円、宇奈月−欅平が三千四百二十円。 (伊東浩一)

 

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