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ドクターヘリの地図に大臣賞 富山の小5・荒井さん、県内初

国土交通大臣賞に選ばれた荒井さんの作品「コード・ブルー in TOYAMA」

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山の立体感 工夫光る

 「ドクターヘリは富山県にもあるのかな」−。そんな興味に誘われて始めた研究が全国の頂点になった。富山市堀川小学校五年、荒井奏音(かのん)さん(10)が富山県内のドクターヘリの状況をまとめた地図作品が「全国児童生徒地図優秀作品展」で最高の国土交通大臣賞に輝いた。県内の児童生徒では初の快挙。(酒井翔平)

 荒井さんはテレビドラマ「コード・ブルー」でドクターヘリに興味を持った。調べると県内でも導入されているのが分かり、作品のテーマにした。新聞やインターネットでドクターヘリが出動する流れや出動件数を調べた上で、ヘリに搭乗する県中央病院の「フライトドクター」にも会って話を聞いた。

 作品名はドラマにちなみ「コード・ブルー in TOYAMA」。発泡スチロール製の模型で、ヘリが出動する北アルプスに囲まれた山岳地帯や、拠点病院の県中央病院などを表現した。地形ごとにグラデーションを施した段彩図に仕上げて立体感も出した。「標高を伝えるために工夫した」という。

荒井奏音さん

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 作品展は全国児童生徒地図作品展連絡協議会が主催。二十二回目の今回は、全国の小中高生から四千三百三十一点の応募があった。講評では「めりはりのついた段彩で地形が表現されており、丁寧に作り込まれた美しい作品。人命救助をテーマにした動機がすばらしい」と評価された。

 荒井さんは「受賞できてとてもうれしい。作品を通してドクターヘリの役割や重要性を知ってもらいたい」とはにかんだ。

 

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