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鋳物づくりで 固める夫婦愛 結婚10年 錫婚式プラン発売へ

引き出物向けのスズ商品をそろえて提案する錫婚式。パネルはイメージ写真=富山県高岡市で

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高岡「能作」など

 富山県高岡市の高岡銅器鋳造メーカー「能作」は四月一日から、県内で美容室を展開する和楽(わらく)グループ(本社・富山市)と共同で、スズ製品の鋳造体験を組み込んだ「錫(すず)婚式(結婚十年目)」の挙式プランを発売する。(武田寛史)

 能作の商品で人気があるスズ製品を生かし、新たなブライダル事業を掘り起こす。錫婚式は金婚式や銀婚式ほど知られておらず、鋳物づくり体験を取り入れた記念式の提案は注目を集めそうだ。

 基本プランは、鋳物づくりと記念写真を組み合わせた人前式。ウエディングドレスやタキシードなどの衣装、披露宴などは希望で追加できる。和楽グループが衣装、着付け、ヘアメークなどを受け持つ。

 式のメインは、ケーキ入刀ではなく、溶解したスズを鋳型に流し込む鋳造の共同作業。夫婦で一つのスズ作品を仕上げる記念品にする。能作には教会の鐘に代わる「幸せのウインドベル」もあり、ハート形のトレーなど引き出物商品もそろえている。

 錫婚式を祝うカップルが月に一組以上、スズ製品の鋳造体験に能作を訪れていることから発案した。同社では、基本プランで十万円台を検討しており、一年目の挙式目標数は百組。結婚式も同時に受け付ける。

 能作克治社長は「何年たっても忘れない記念日を提供したい。鋳造メーカーだからできることがある」と話し、和楽グループの西垣徹営業推進部長は「錫婚式を祝いたい顧客に寄り添っていければ」と話す。

 早ければ四月末ごろから式を挙げることができる。同月中に挙式向け商品を発売し、模擬挙式や一般向けプロモーションイベントも計画している。

 

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