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富山県内万引 最悪ペース 8月末565件 60歳以上の犯行増

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 富山県警は十三日、八月末時点での万引被害のまとめを発表した。認知件数は五百六十五件となり、過去七年で最悪のペースで増加。特に六十歳以上の年配者による犯行が増加傾向にあり、半数以上を占めた。

 県警によると、今年八月末で認知件数は前年同期より五十二件多い。二〇一二年からの五年間は一年間で七百〜八百件で推移していたが、昨年は九百二十二件と一気に増加。今年は昨年を上回るペースで被害が発覚している。

 検挙された被疑者のうち六十歳以上は、一三年は全体の43・3%だったが、昨年は54・6%に上昇。今年は八月二十日までの暫定値で53・8%となっている。

 被害の発生場所別はスーパーが最も多い50%。次いでコンビニ17%、ドラッグストア11%、ホームセンター6%、デパート3%。被害品で最も多かったのは食料品の52・7%で、衣類10・8%、化粧品5・8%、家電5%と続いた。

 県警によると、刑法犯の認知件数は〇二年から減少が続く一方、万引は近年増えている。金を持っているにもかかわらず、盗みをする人がいるといい、万引が犯罪という認識が薄れてきているのも一つの要因とみている。

 県警は啓発ポスターや従業員の声掛けを強化することで対策に当たる。県警生活安全企画課は「社会全体で家族や知人を犯罪者にしない環境をつくることが大切。家庭などで、そうならないよう意識付けしてほしい」と呼び掛けている。 (向川原悠吾)

 

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