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北陸発

北陸企業 影響長期化も

 北海道の地震から一夜明けた七日、店や工場の休業を余儀なくされた富山、石川両県の関係企業は復旧を急いだ。業務再開の動きが出てきたが、再開が見通せない企業もあり、影響が長引く懸念も出ている。

 北陸銀行(富山市)は停電の影響で休業していた道内の九店のうち八店の窓口営業を再開。札幌市のローンプラザ一店は復旧のめどがたたず、この日も休業した。水産加工品製造のスギヨ(石川県七尾市)の北海道工場(小樽市)は電気やガス、水道が復旧し、一部商品の生産を再開。需要や物流の状況が不透明なため、冷凍のカニカマなどの生産にとどまっている。

 システム建築の日成ビルド工業(金沢市)は生産センター(江別市)が依然、稼働停止中。従業員は自宅待機を続け、状況を見て週明けからの予定を決める。北海道向けの荷物受け付けを中止中のトナミホールディングス(富山県高岡市)は順次、受け付けを再開した。ただ遅配は避けられないとみられ、担当者は「遅れを取り戻すには時間がかかるだろう」と話す。

 石狩市に北海道工場を持つYKK AP(東京)は、停電が続く工場の再開に向けて他の拠点から技術部門の社員数人を派遣する予定で、九日ごろに現地に到着する。同社は札幌など九カ所に営業拠点も持ち、札幌に営業拠点があるファスナー製造のYKK(同)と合わせて全従業員三百人の安否を確認した。

北陸銀道内に相談窓口

 北陸銀行は七日、北海道の地震で被害を受けた中小企業や個人事業主、個人を対象に資金繰りなどの相談に応じる特別対策相談窓口を道内の全店に設けた。期間は十二月二十八日まで。

 

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