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小松でお家芸披露 感慨 海老蔵さん4、5日「古典への誘い」

市川海老蔵さん

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「観客の反応楽しみ」

 石川県小松市の県こまつ芸術劇場うららで四、五両日、上演される「市川海老蔵 古典への誘(いざな)い」(北陸中日新聞など主催)を控え、公演を企画し、出演する市川海老蔵さんが小松公演への思いを本紙にコメントで寄せた。(竹内なぎ)

 六年目を迎えた「古典への誘い」は海老蔵さんが、「伝統芸能をよりわかりやすく、多角的に味わっていただこうと自ら企画し、全国へお届けしたい」との思いで始めた。「歌舞伎を見たこともないお客さまにたくさんお越しいただき、自分が思ってもみない反応を頂くこともあり、日々の発見が楽しみ」と公演を心待ちにする。その上で「今回どのような出会いがあるのか、期待しながら、お客さまに楽しんでいただけるよう努めたい」と意気込む。

 公演の目玉は、市川家のお家芸とされる「歌舞伎十八番」に数えられている「蛇柳(じゃやなぎ)」。「現代で上演されなくなった演目の一つ」で、「十八番全てを復活させるのが私の目標の一つ。演出面にも大きく関わった作品」という。見どころを「視覚的にも楽しめる要素がたくさん盛り込んである」と紹介する。

 二〇一六年十月、歌舞伎の名作「勧進帳」を、作品の舞台となっている県史跡「安宅の関」(小松市安宅町)で上演した。「父(団十郎)の夢でした。父の夢はかないませんでしたが、息子の私が演じることができ、とても感無量」と振り返る。その上で「また小松という土地で、今度は同じ歌舞伎十八番から『蛇柳』を披露できるのは、やはり縁が深い」と小松公演への思い入れもひとしお。「小松のお客さまに、もっと歌舞伎に興味を持っていただけるよう、精いっぱい演じたい」と気を引き締めている。 

     ◇

 開演は四、五の両日とも午後一時、同四時半の二回公演。全席指定で、残り席はわずか。特製パンフレット付きで、一等席一万五百円、二等席九千五百円(いずれも税込み)。問い合わせはZen−A=電03(3538)2301=へ。 

 

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