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北陸発

県内 2学期の暑さ対策 全小中 夏休み延長せず

運動会の日程変更 屋外部活動を制限

 気象庁が「異常気象」と表現する猛暑に見舞われている今夏。九月に入ってからも暑さはしばらく続くとみられる。二学期の開始に向けて石川県内の小中学校の中には、運動会の日程を後にずらしたり、屋外の部活の時間を制限したりするなどの対応を取る学校も出てきた。

 文部科学省は八月上旬、学校の夏休み延長を必要に応じて検討するよう各地に初めて通知したが、本紙が県内の全十九市町教委に聞いたところ、すべての小中学校で延長はせずに二学期を始める。

 全国では岐阜県や大分県などの一部で夏休みの延長や始業日から数日間、午前中授業とすることを決めている。予定通り二学期をスタートさせる理由について、石川県内ではエアコンの設置状況を挙げる市町が多く、金沢市教委などは「一時の暑さが和らいだ」と判断した。

 秋に多い運動会。金沢市教委によると大徳中では暑さが続くことを見込み、開催日を九月八日から二十日に延期。金石中でも開催時期や時間短縮を検討する。能美市教委は屋外で二時間以上連続で部活動をしないことや日陰の確保などを呼び掛け、小松市教委も各校で小まめな水分補給と休憩を徹底してもらうとした。

 このほか宝達志水町教委は始業式当日、天候次第で空調設備のある室内に会場を移すケースも想定。金沢市にある中高一貫の金沢錦丘中は、天候や生徒の様子を見ながら午後の授業打ち切りなども検討する。

 夏休み期間にはプール開放を中止したり、部活動の時間短縮をしたりして児童生徒の安全に気を配ってきた市町教委や現場の各校。早い学校で二十八日から新学期が始まるが、気象庁が二十四日に発表した北陸地方の三カ月予報で九月の気温は平年より「高い」確率が40%。予断を許さない状況はしばらく続きそうだ。

 

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