トップ > 北陸中日新聞から > 北陸発 > 記事

ここから本文

北陸発

カブトムシ 雄雌どっち? 両方の特徴持つ個体 立山で展示

(左から順に)雄、雌雄モザイク、雌のカブトムシ=富山県立山町四谷尾の昆虫王国立山で

写真

 雄と雌の特徴を持つ「雌雄モザイク」と呼ばれるカブトムシが、富山県立山町四谷尾の昆虫王国立山「立山自然ふれあい館」で展示されている。今月初旬に死んだが、珍しいため九月二日まで公開する。その後は標本にする予定。

 雄は頭部と胸部に大小二本の角を持つのが特徴。しかし、体長五・五センチのこのカブトムシは胸部の小さい角がなく、頭部の角は右に大きく曲がっている。胸や腹には毛が生え、羽の部分はつやがなく、雌の特徴も示している。

 同館では毎年、二万匹の幼虫を飼育しており、今年は六千〜七千匹が羽化した。雌雄モザイクのカブトムシは七月下旬に見つかった。古川信一副館長(65)は「こんなカブトムシは今まで見たことなかった。珍しい」と驚く。

 富山市科学博物館の学芸員岩田朋文さん(25)は「細胞分裂の過程で突然変異が起き、染色体異常になったと考えられる」と説明。カブトムシに限らず、チョウやクワガタなど他の昆虫でも見られ、雌雄モザイクは今回のカブトムシの角が曲がっていたように、左右非対称になりやすいという。 (山中正義)

 

この記事を印刷する

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索