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北陸発

世界で跳躍 岸姉弟 トランポリン 小松の両親が祝福

「彩乃 けが乗り越え」

「大貴 精神面を克服」

 トランポリン世界選手権の男子団体決勝で日本の銅メダルに貢献した岸大貴選手(23)=ポピンズ=と女子団体で四位入賞した岸彩乃選手(25)=金沢学院大クラブ=はきょうだいで石川県小松市出身。元体操選手の父一盛(かずもり)さん(52)は「まずはおめでとうと言いたい。男子はメダルが取れて良かったし、女子も四位入賞とよく頑張った」と祝福した。二人そろっての世界選手権出場は初めて。同じく体操選手だった母直美さん(53)は「やっと二人一緒に出場できた」と感慨深げに語った。(長屋文太)=<1>面参照

 大貴選手はこれまで代表候補に何度も選ばれていたが、世界選手権は初出場。一盛さんは「技のレベルは申し分なく、メンタル面の克服が課題だった。練習拠点が国立スポーツ科学センターに移って練習環境が変わり、ミスが減って自信を付けたことがメンタルを強くしたのでは」と話す。

 彩乃選手は世界選手権に六回目の出場。二〇一二年のロンドン五輪にも出場し経験は豊富。だが九月末に右ひじを脱臼し、十月の全日本選手権を前に、二週間ほど練習ができなかった。直美さんは「大会に出たいという強い意志を持って厳しいリハビリを乗り越えてきた」と語る。

 二人がトランポリンを始めたのは両親の影響で、園児向けの体操教室に通い始めたのがきっかけ。「跳んだり宙返りをしたり、楽しんでやっていた」と一盛さんは当時を振り返る。

 そろって世界選手権出場が決まった後、大貴選手は「姉は大きな大会の出場経験が多い。現地では二人でいることが力になる」、彩乃選手は「弟の技術は高い。支え合っていけたら」と話すなど、二人は力を合わせてきた。一盛さんは「これから個人戦もあるので上位を狙ってほしい」とわが子たちの活躍に期待した。

 

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