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北陸発

若さを創意に変えて 20〜30代作家が「トーク」

制作のコンセプトや考え方を語る若手工芸作家=10日夜、金沢市内で

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金沢21世紀工芸祭

 金沢市を拠点に活動する二十〜三十代の若手工芸作家四人による「KOGEIトーク」が十日、市内のホテルであった。金沢21世紀工芸祭(北陸中日新聞協賛)の一環。総合監修の秋元雄史・東京芸術大美術館長・教授が聞き手となり、四人が制作の思いやコンセプトについて語った。

 四人は漆作家の青木千絵さん(36)、ガラス作家の佐々木類さん(33)、金工家の木谷洋さん(28)、陶芸家の奈良祐希さん(28)。部屋の隅と自分の体の間にできる空間を表現したガラスや、展示品と農業の実用を兼ねたくわなど、それぞれが手掛ける作品を紹介しながら、技法や意図を伝えた。

 三次元データの活用など新しい技術への考え方や、今後の展望に話が及ぶと「手作業による傷や誤差も工芸の特徴。最先端の表し方は他にもある」と、地道な工程の魅力を強調。口をそろえるように「時代の流れや枠組みなど周りのことは気にせず、目の前にあるものを作る」と答えた。

 秋元さんは「一つの答えが正しいわけではない。トライしていくことが大事だ」と話した。トークは工芸を学ぶ大学生ら八十五人が聴講した。 (小坂亮太)

 

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