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現職推薦の方針決定 自民県連 谷本氏「感謝以外ない」

 来春の石川県知事選で自民党県連は六日の知事選検討協議会で、現職で全国最多の七選を目指す谷本正憲氏(72)=無所属=を推薦する方針を決めた。馳浩県連会長は、金沢大が谷本県政を評価した結果やこれまでの議論などを踏まえ「政策課題を実現するために谷本氏を知事としてみんなが協力し合う体制をつくることが必要だとの認識に至った」と総括した。

 党所属の山田修路参院議員(63)が意欲を示しながら正式表明していない中、現職支持か新人擁立か、を議論してきた四カ月の議論が終わる見通しとなった。

 会見した馳氏は山田氏に国政での活躍を求める声が多かったとし「新人が出る場合や現職との比較、県政課題などはずっと議論した。議論が不十分だとの指摘は当たらない」と述べた。

 馳氏は衆院選公示の直前の決定に「衆院選の最中に揺れる思いを(立候補予定者や県議たちに)持たせてはいけない」と説明した。

 谷本県政二十四年間を金大に依頼し検証。馳氏は財政、雇用、交通整備など全十分野で点検し、福祉などで成果があるとしたが、雇用者報酬が全国水準よりも低いと指摘した。馳氏は「十九市町の地域間格差もある。次の四年の課題も見えてきた」と話した。多選の弊害には「あらゆる角度から議論は尽くされた」と説明したが、具体的に言及せず「継続して県議会で監視が必要。裸の王様にさせないのは私たちの責任」と述べるにとどめた。

 今月末にも役員会や総務会を開き推薦を正式決定する。県連は方針決定の声明文と、県政の評価結果をホームページで公表した。

 自民の推薦決定に、谷本氏は「いろんな意見もある中で、推薦でとりまとめていただいたことに感謝以外の言葉がない。大きな励みになる」と語った。

 

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