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石川発 全国に呼び掛け 公示前にオンドクを

(上)それぞれの人物にふんし国会のやり取りを再現する人たち=9月28日、金沢市の市民芸術村で(下)「コッカイオンドク」の全国一斉開催を呼び掛ける小原美由紀さん=2日、同市で

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 国会審議のやりとりを書き起こし、市民が集まって劇のように朗読する「コッカイオンドク!」を再び全国で一斉に開こうと、金沢市の主婦小原美由紀さん(52)が呼び掛けている。「選挙の主役は政治家ではありません。私たち国民です」。国会議員の議論を思い起こし、衆院選で投票する際の参考にするため、公示前の七〜九日開催を目指す。(横井武昭)

 コッカイオンドクは「共謀罪」法案を巡る審議の問題点を浮き彫りにしようと、小原さんが考案し、五月に始めた。集まった人が大臣や議員役になり、議事を読み上げる手軽さと面白さが共感を呼び、各地に広まった。六月には二十二都道府県の四十四カ所で一斉に行われた。これまでの参加者からは「声に出して読むと、真摯(しんし)に答えようとしているか、ごまかそうとしているかよく分かる」などの感想が聞かれる。

 今回は、加計学園を巡る国会審議や記者会見などのコッカイオンドクを呼び掛ける。安倍首相が解散表明の際に「加計問題は丁寧に説明してきた」と説明したのを聞き、小原さんは「それなら質疑をちゃんと聞き直してみよう」と思ったという。

 各地で簡単に取り組めるよう、ウェブサイトhttps://believe−j.jimdo.comで書き起こした審議や会見の内容を全て紹介。読む際は名札を着けて誰の発言か分かりやすくするといった「やり方のコツ」の説明もある。既に東京や愛知などから「やってみたい」と声が寄せられているほか、石川県では小松市の人たちが準備を進めているという。

 小原さんは「市民が関心をもって政治に関わらないといけない。その一歩として気軽に楽しみながらやってみませんか。開催する際はウェブサイトを通じて連絡をください」と話している。

 

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