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よみがえる「黒部の太陽」 撮影セット複製 地元に展示へ

黒部ダム近くに展示されることになった「黒部の太陽」の撮影セットの実物大レプリカ=長野県大町市提供

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 黒部ダム(富山県立山町)の建設で、北アルプスを貫くトンネル工事などの苦闘を描いた映画「黒部の太陽」で使われた撮影セットのレプリカが来春、同ダムにある新展望広場に展示されることが決まった。

裕次郎記念館から譲渡

 レプリカは北海道小樽市の「石原裕次郎記念館」に展示されていたが、八月末の閉館に伴い、ダムに近い長野県大町市や関西電力(大阪市)などでつくる団体が無償で譲り受けることになった。ダムは観光客に人気の「立山黒部アルペンルート」(大町市−富山市)にあり、さらに魅力が高まりそうだ。

 「黒部の太陽」は石原裕次郎さんの主演で一九六八年に公開された。「世紀の難工事」と言われた黒部ダム建設工事を重厚な人間ドラマとして描いた名作。

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 展示されるのは、トンネル工事の大町側入り口などを再現した撮影セットのレプリカで、高さ約三・三メートル、幅約四・四メートル、奥行き約六メートル。「関電トンネル工事」の看板が掛かり、土のうなども積まれ、困難を極めた工事をほうふつとさせる。

 大町市や関電などで構成する市プロモーション委員会が譲渡を打診し、快諾された。十月中に移設し、来春のアルペンルート開通に合わせて展示する。レプリカ内部に映画撮影時の写真パネルなども掲げる予定。大町市観光課の担当者は「石原裕次郎さんのレガシー(遺産)を引き継ぎ、誘客にもつなげていきたい」と話している。

 

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